メリケンじいさんの昔話第4回①

メリケンじいさんの昔話《第四回 不適切にもほどがある・・・ワシ①》

宮藤官九郎のドラマである。このドラマ何気に面白い。昭和のエロ爺が、令和の現代で巻き起こす不適切極まりない行動を描く。
SNS投稿用の文章を書くように要請があった。よーしおもろいの書いて〝いいね〟いっぱいもらうもんね~

「これ、登場する人の許諾とりました?」
「女性の容姿、年齢、全部セクハラです。掲載できません」
「軽く炎上しますよ!」
「厳密にはパワハラですね!」

私「え、えっーまじですか?これと、これと、これがダメだと、文章成り立ちませんが」
きっこさん「まあ~今はそんな時代じゃないですから」

きっこさんとは、劇団酔族館初期メンバーで、私が心から信頼する人物である。劇団酔族館の〝良心〟コンプライアンス委員会の中心的人物である。
私も常々、コンプライアンスには気を使い登場する人物には〝H口君〟のように、本人特定ができないように配慮してきたつもりだ。

館長「H口って、◯◯の他に誰がおんねん、ボケ」
私「はっはっはっ・・でも館長、ボケはダメです。パワハラに該当します」
館長「ボケにボケ言ゆうて何が悪いねんボケ!」
私「そうですね!そらそうです。事実を指摘しているだけですもんね~ ボケに〝かしこ〟って言う方が馬鹿にしてる感じですよね」

きっこさん「パワハラです。事実か事実でないかは関係ないです。事実であろうと相手を誹謗、中傷する内容、口調、相手の受け取り方、その人との関係性で事実の指摘であってもパワハラに十分該当します」

ショック!ボケでもあかんの?
ワシSNSで絶対文章上げられへん体やん。ワシの体には昭和のハラスメントが詰まってますやん。
気を付けなあかんで、これは気を抜いて喋るときっとハラスメントが漏れ出すで、今まで気が付かんだけで、ハラスメントかましてたかもしれん・・・

ゆっくり振り返ってみよ!

つづく・・・